【釣行記】2020年の釣行を振り返る⑫2020.12.5 午後アミ五目(金沢八景・一之瀬丸)
目次
秋のハイシーズン終盤、イナダ狙いの「アミ五目」へ
2020年も残すところわずかとなった12月、年末までにあと何度か釣行したい。
そこで、11月に大津沖の手漕ぎボートにご一緒したU先輩に声をかけたところ、「大物が釣りたい」との要望。
12月上旬で、船釣り3度目のU先輩が手軽に狙える大物と言えば、相模湾のイナダが思い浮かびましたが、U先輩は相模湾の船宿は出船時間の面で厳しいとのこと。
そこで、金沢八景・一之瀬丸の「アミ五目」をチョイスしました。
一之瀬丸の「アミ五目」は、以前挑戦した忠彦丸の「ウィリー五目」と同じく、アジをお土産にしつつ、ちょっとした大物も狙える釣り物です。
晩秋にはイナダをメインに狙う釣り物になっており、午後船も出船しているので、U先輩の要望にはぴったりでした。
当日の釣り模様
一之瀬丸は、受付の前に壁面にある釣り座を示すボートから、希望する番号の磁石を取って釣り座を選びます。
予約時に並び席を希望する旨伝えておくと、到着が遅い場合には人数分の釣り座を確保していただくこともできます。
この日は土曜日の釣行でしたが、雨模様で午後船ということもあり、釣り座にはやや余裕があります。
到着時には右舷ミヨシに二人分の空席があったので、U先輩とここに陣取ることにしました。
受付を済ませ乗船し、先輩の準備を手伝っていると、あっという間に出船時間となりました。
真冬の雨の中、中ノ瀬へ
冷たい小雨が降る中、船は金沢八景からまずは中ノ瀬に向かいます。
イナダ狙いとのことですが、前日の釣果を見ると、イナダは混じる程度でアジがメインとなるようです。
ということで筆者は4号6mのマダイ仕掛けを1.5mカットし付け餌にオキアミをセット。
U先輩は船宿で購入した3号2mのビシアジ仕掛けにイカタンで様子を見ることに。
まずは着底後に1m巻き上げ、そこから1m毎にコマセを巻きながら底から4.5mのところでビシを止めると、幸先良くアタリが…
かなり大型のアジ、計測してみると41cmの自己ベストでした。
この日はイナダを求めてか、船は中ノ瀬航路のブイを点々としていきます。
いずれのポイントでもイナダの顔は見れず、タナを探ると底から1〜2mのあたりでコンスタントにアジがかかってきます。
気温10度に小雨が降る天候で、人間にはやや厳しい状況ですが、魚の活性は悪くなさそうです。
1時間ほどたったところで、U先輩の隣の方が何やら大物とファイトしています。
10分ほどかけて浮上してきたのは、60cmオーバーのタイ。
我々も俄然やる気になりましたが、上がってくるのはアジばかりです。
同じアジを釣るなら長い仕掛けでは手返しが悪いので、3号のビシアジ2本針仕掛けに変更します。
残り1時間ほどになり、船長は中ノ瀬に見切りをつけたのか、八景沖に戻り、一之瀬丸のアジ船に合流。
ややサイズダウンしたものの、ここでも同じタナでアジを追加できました。
最終的に、筆者はアジが大中小合わせて15尾、U先輩がアジ4尾に良型のメバル1尾の釣果で、16時30分ごろに沖上がりとなりました。
悪天候もまずまずの釣果に
アミ五目ながらアジ以外のキープできる魚には縁がありませんでしたが、この日はまずまずのテンポでアジが釣れてくれました。
当日は午後船の釣果情報の更新がなく、釣果の良し悪しが判断できませんでしたが、午前アジ船はトップ13尾だったので、15尾は悪くない釣果だったのではないかと思います。
U先輩にイナダを釣ってもらうことを目標にした釣行でしたが、12月に入り東京湾の水温も低下してきていたためか、この日は姿を見ることができませんでした。
もう少し早い時期に釣行すれば、東京湾でイナダを狙うのもさほど難しくなかったはずですが、残念ながら「大物」は2021年の秋まで持ち越しとなってしまいました。
この日の釣果
アジ 15尾
41cmの大アジは、U先輩に進呈しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。