【釣行記】ライト五目釣行記(2022.9.16 茅ケ崎港 一俊丸)

好調のライト五目でカンパチ狙い

9月に入ると相模湾ではイナダの釣果が増え始め、手軽に青物の強烈な引きが味わえるとあってライト五目が楽しい季節。

ところが今年はカンパチ(ショゴ)の当たり年で、イナダよりも数が釣れる日もチラホラ。

同じサイズならイナダよりも味も引きも勝るカンパチ、これは行くしかないと今回は早々に釣り物を決定。

今回の釣行は、最近相模湾で好調なイナダやカンパチをメインターゲットにしたライト五目に乗船しました。

この日の予報

日の出:5時27分 日没:17時48分

満潮:8時20分 19時29分

干潮:1時45分 13時18分

潮回り:中潮

天候:晴れ時々曇り 風:北5m

波:0.8m(茅ケ崎沖)

平日2隻出しの大盛況

カンパチがトップ2桁という最近の釣果に吸い寄せられた釣り人が多かったようで、予約を入れた連休前の金曜日は平日にもかかわらず2隻の出船。

釣行前はいつも気が高ぶって眠りが浅いですが、今回も早めに目覚めてしまったので早めに出発、開店前のくじ引きに参戦できました。

番号はなんと7番を引き当て、1番に釣り座を選ぶことに。

2隻出しなので片舷5~6名と人数にはかなり余裕があり、特に何も考えず2隻のうちの1隻の右舷オオドモを確保しました(これが運命の分かれ道でした…)。

当日の釣り模様

ベイトが付かず苦戦のスタート

船に乗り込み、準備を済ませるとあっという間に出船の時間になり、船は桟橋を離れます。

この日は快晴で富士山も綺麗に見え、風もなく波も穏やかな釣り日和。

富士山を背に出港

「ポイントまで10分ほど、落とし込みの準備しておいて」とのアナウンスを聞き、受付で購入した落とし込みサビキをセット。

すぐにポイントに到着し、仕掛けを投入します。

この日の指示ダナは終始上から20m~5mの範囲で、ベイトのいるタナでコマセを撒いてベイトを付け、青物のアタリを待つスタイル。

ところが、肝心のベイトがなかなか針かがりしません。

何度か小移動を繰り返し、ベイトを追いかけますが、皆さん首をかしげています。

やっとベイトが針かかりしたアタリがあり、固唾を飲んで見守りますが、反応はなし。

仕掛けを上げてみると…

嬉しいゲストですが…

この日はイサキが元気で、タナの下限のアタリですぐにヒットしてしまいます。

この後もベイトのアタリがあっても本命がヒットせず、仕掛けを上げるとイサキ…というパターンが続きます。

開始1時間ほどして、隣の方がアジを掛け、それを再度沈め直してすぐさまヒット、船中1尾目のカンパチをゲット。

「ベイトが付けば釣れるんだけどね~」と船長。

その後はイサキが大人しくなったかと思えば、ソーダガツオの群れに襲われ、如何ともしがたい状況のまま、2時間半ほどが経過しました。

ソーダガツオは、マルソウダとヒラソウダが半々。丸々太ったヒラソーダはキープ。

ここでようやく久しぶりのベイトのアタリ、「どうせイサキか…」と思いながら待っていると、竿先が海中に引き込まれ本命がヒット。

幹糸7号、エダス6号の仕掛けなので、ゴリゴリ巻き上げると、浮上してきたのはカンパチ。

ところが、「1匹釣って楽になりたい」と船に寄せようとしたところで、エダスを切られ痛恨のバラシ…

イナダサイズでしたが、やはりカンパチはパワーがあります。

厳しい状況の貴重な1尾を逃して意気消沈でしたが、ベイトの活性が上がったのか、ほどなくして再びベイトが針がかりし、しばらく泳がせていると本命がヒット。

今度は丁寧にドラグを効かせつつ巻き上げ、慎重に寄せて来ると、念のためタモ入れをお願いすることに。

「これぐらい抜けるよ」と船長はタモを使わず抜き上げ…内心ヒヤヒヤしました。

45cmほどのまずまずのサイズのカンパチをゲット。

周りの方は皆さんゲットされていたので、これで肩の荷が下りました。

2尾目は変わった仕掛けで

ここから数を伸ばしたいところでしたが、またしてもベイトが付かず、後が続きません。

そこで、落とし込みサビキは諦め、事前に購入してきた仕掛けを試してみることに。

バケ仕掛けの代用品として購入。実力や如何に…?

カンパチはウィリーよりもバケによくヒットするというのが定説のようで、今回は事前に釣具屋にバケの仕掛けを探しに行ったものの手に入らず、代わりに購入したのがこちらの仕掛け。

バケよりも現代的な素材ですが、同じように使えると思い、1回大きくしゃくって3回巻く、という基本のアクションで指示ダナから水面まで誘ってみます。

周囲で落とし込みサビキにベイトが付くまではこれでやってみよう、と30分ほど投入を繰り返していると、水面下3mほどのところでいきなりヒット。

今回は4号の仕掛けなので先ほどよりも更に慎重にやり取りし、やはりタモ入れをお願いします。

先ほどよりもやや小ぶりながら2本目

上がってきたのはやはりカンパチで、イナダよりも数が出るのは本当のようです。

下からずっと追いかけてきてようやく食いついた、といったヒットの仕方でした。

その後、しばらくアタリが出ないうちに、周囲で落とし込みサビキにベイトが付き、本命が顔を見せ始めたので再度仕掛けをスイッチ。

程なくしてベイトがかかり、本命がヒット。

ギリギリ「イナダサイズ」のイナダ

今度上がってきたのはおなじみのイナダ、40cmちょうどのサイズ。

ここから突如としてベイトの活性が上がったのか、仕掛けを落とすと簡単に針がかりするようになりました。

が、なぜか本命のご機嫌が悪くなったようで、いくら待ってもヒットしない状況に…

「コマセ撒かないとベイトがつかなくなるから、30秒待ってダメならやり直して」という指示があり、コマメに仕掛けを入れ替えますが、ヒットするのはベイトのみ。

状況は変わらないまま、沖上がりの時間となりました。

渋いながらも、まずまずの満足感

今回はメインの落とし込み仕掛けでベイトがかからず、苦戦。

直前の釣果に比べると、船中でも数が伸び悩んだ日に当たってしまいました。

一方、もう1隻の方は良いベイトの群れに当たったようで、前日までと変わらない釣果だったようです。

そちらは毎日ライト五目に出ている船長だったので、そういった影響もあったのでしょうか。

それでもカンパチの強烈な引きを堪能でき、新しい仕掛けでも釣果があったので、数の割には満足感がありました。

また、ゲストのイサキやヒラソウダ、ベイトのウルメイワシなど、お土産は豊富で、クーラーは賑やかに。

やはりこの時期のライト五目は楽しいです。

この日の釣果

カンパチ 2尾

イナダ 1尾

イサキ 多数

ヒラソウダ 多数

マルソウダ 多数

ウルメイワシ 多数

この日のタックル

ロッド:シマノ ライトゲームBB TYPE73MH195

リール:ダイワ ティエラA IC 150LーDH

道糸:シマノ タナトル4 2.0号150m

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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