【釣行記】2020年の釣行を振り返る⑬2020.12.12 LTウィリー五目&アマダイ五目(腰越港・政美丸)
目次
釣り納めは相模湾のウィリー五目へ
記憶のあるうちにと思い、書き続けてきた昨年の釣行の振り返りも、今回が最後となりました。
2020年の釣り納めは、一之瀬丸の午後アミ五目に乗船した翌週。
今回は友人Mとの釣行で、友人Mが見つけて来た相模湾・腰越港の政美丸に乗船することに。
政美丸は、「ウィリー五目」という名前で時期によっていろいろな魚を狙って出船しており、イシダイやマダイ、アマダイなどの高級魚から、お土産のアジまで狙える船宿です。
アマダイの釣れる時期は、前半にイシダイ、マダイ、クロダイ、アジなどをコマセで狙い、後半にアマダイを狙う「LTウィリー五目&アマダイ五目」となっています。
これまで3回乗船しましたが、2020年の釣り納めとなったこの日が初めての乗船でした。
受付を済ませ、船に向かうと、左舷ミヨシ寄りに二人の分の空きがあり、友人Mとともに陣取ります。
政美丸は片側7名の計14名が定員で、この日は満席に近いようです。
まだ薄暗い6時30分ごろ、船は港を離れ、江ノ島近くのポイントへ向かいます。
まずはイシダイ狙いから
15分ほどで到着したポイントは水深25m。
イシダイを中心にマダイ、クロダイなどいろいろ釣れるとのことで、4.5mにカットしたマダイ仕掛けにオキアミをセットして投入。
開始早々、あちこちでイシダイや小型のマダイが上がり、船上が活気付いてきました。
程なくして筆者の竿にもアタリがあり、合わせるとなかなかの強い引き。
直前にミヨシでイナダが上がっていたので、これもイナダ?と思いながら巻き上げてみると…
大型ではないものの、高級魚イシダイでした。
周りでもイシダイが上がっており、次に期待したところでしたが、後が続かず、9時ごろに少し移動となりました。
落とし込みでイナダが爆釣
次のポイントも江ノ島からほど近いエリアで、水深も25mほど。
今度は中層にアジの反応があり、イナダもついていそうとのこと。
4号のウィリー仕掛けに切り替え、投入すると泳がせにちょうど良いサイズのマルアジがすぐに食いついてきます。
周囲ではイナダも釣れているようです。
そこで、何匹かマルアジをキープした後、落とし込み仕掛けに切り替えてみることに。
12m前後のマルアジのタナに仕掛けを下ろすと、すぐにブルブルとマルアジが食いつきます。
そのまま水深20mあたりまで下ろし、しばらく待つと、強いアタリとともに、竿が引き込まれました。
幹糸6号の落とし込み仕掛けなのでゴリゴリと巻き上げていくと、浮上したのはやはりイナダです。
その後は入れ食いタイムに突入し、落とし込み仕掛けにアジが食いつくと、同じタナですぐにイナダが食ってきます。
仕掛けが海中にある時間よりも、取り込んでタモ網に絡んだ仕掛けを外す作業の方が時間がかかり、魚が暴れて1本ずつ枝針が減っていきます…
枝針が残り3本になると、コマセなしではさすがにアジも食い付かなくなったので、ウィリー仕掛けに変更し続行。
すると、アジ数尾に、イナダも1尾を追加。
1時間ほどのサービスタイムにイナダが7尾に、アジが11尾、お土産が増えました。
ラストはアマダイ狙いに
アタリが落ち着いて来たところで、船はポイントを移動し、アマダイを狙いに向かいました。
船は30分ほど南下し、水深90m前後のアマダイのポイントに到着。
ビシから80号のオモリに切り替え、3号2mのアマダイ仕掛けをセット。
1m底を切り、1m程度をゆっくり上げ下げし、誘っていきます。
先ほどまでのイナダの高活性に期待が高まっていましたが、どうやらアマダイは元気がない様子で、反応がありません。
オモリの高さを上げ下げしたり、誘いのスピードを変えてみても、状況は変わりません。
12時を過ぎ、周囲で何尾かアマダイが上がったところで、ようやくヒット。
その後も腕の疲労に耐えながら投入を繰り返しますが、ベラを1尾追加したところで、沖上がりとなりました。
大満足の釣り納め
朝一のイシダイ、イナダの爆釣、最後は何とかアマダイと、2020年の釣り納めは大満足の釣行となりました。
12月にしては気温も暖かく、海も穏やかで素晴らしい釣り日和、こんな日ばかりだと良いんですが…
この日は落とし込み仕掛けの強さが際立っており、落とし込み仕掛けを使っているか、ウィリー仕掛けを使っているかで、イナダの釣果には大きな差が出ていました。
今回はたまたま手持ちがあったので、良い思いができましたが、状況に応じて使い分けられるよう、いろいろな仕掛けを用意しておくのは大事ですね。
この日の釣果
イシダイ 1尾
イナダ 7尾
マルアジ 11尾
アマダイ 1尾
ベラ 1尾(リリース)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。