【釣行記】ライトアマダイ釣行記(2022.1.8 茅ヶ崎港 一俊丸)

2022年の初釣りはライトアマダイへ

今年の初釣りは、茅ケ崎港・一俊丸の「ライトアマダイ」に乗船しました。

当日の予報

日の出:6時53分 日没:16時44分

満潮:8時52分 20時05分

干潮:1時55分 14時43分

潮回り:中潮

天候:曇り時々晴れ 風:北東4m→東2m

波:0.2m~0.4m(茅ケ崎沖)

初めての一人釣行でやや緊張

今回は初めて一人で船に乗ってみることにしたので、行き慣れた船宿で経験のある釣り物にしようと思い、茅ケ崎港・一俊丸のライトアマダイを選択しました。

余裕を持って早めに自宅を出発したので、新しくなった茅ケ崎港の駐車場には5時25分ごろ到着。

一俊丸では、出船の1時間半ほど前に釣り座を選ぶ順番を決めるくじ引きが行われ、若い番号を引いた人から釣り座を選ぶことができますが、今回初めてこのくじ引きの時間に間に合いました。

一俊丸のくじ引き
くじ引きに初参加。独特の緊張感がありますね。

釣り物ごとに船宿の方が声をかけ、くじを引いて行きます。

筆者の引いたのは「48番」で、ライトアマダイのお客さんの中では最後になってしまいましたが、運良く左舷のミヨシが空いていました。

一俊丸のお年玉くじ割引券
受付では、割引券の入ったお年玉くじの余りがあるとのことで、1000円の割引券が当たりました。

当日の釣り模様

苦しい前半戦

片舷8名と、土曜日としては少なめのお客さんを乗せて、船は6時50分ごろ岸壁を離れ、15分ほど走って辻堂沖のあたりへ。

相模湾烏帽子岩の日の出
天候は晴れですが、冷たい風が手に突き刺さります。

水深75mのポイントからスタートします。

竿先を下げて海底を叩き、そこから50cmずつオモリを上げ、1mの位置からさらに1m誘い上げ、仕掛けを止めてからまた1m誘い下げ、3回繰り返したらまたオモリで海底を叩く、というやり方を繰り返します。

周囲ではポツポツとイトヨリやオニカサゴが上がっています。

一方、筆者の竿には時々小さなアタリがありますが、針がかりしません。

そんな時間が続き、筆者のファーストヒットは、1時間半後でした。

かすかなアタリに合わせてヒットすると、そこそこの引きを感じましたが…

相模湾のクロサバフグ
残念ながらアマダイではなく、サバフグ。尾びれの上下がはっきりと白いので、クロサバフグでしょうか。

食べてみたいですが、フグは調理できないのでリリース。

その後も水深50mほどの浅場や、90mほどの深場など、ポイントを変えていきますが、状況はいまいち。

ただ、渋いながら周囲では時折アマダイが上がります。

しかし、筆者は針がかりした後巻き取る最中に2回バラしたほか、サバフグとエソを1尾ずつ追加しただけで、時刻は12時を過ぎました。

潮止まりを過ぎると潮が流れなくなったのか、道糸は海底まで一直線に落ちていき、船中で全くヒットがない時間が長く続いています。

誘いと仕掛けの変更でヒット連発!ただ…

諦めモードの中、無心で誘いを続けていると、小さなアタリを感じ、合わせを入れると、ヒット。

またサバフグか…?と思いながら巻き上げてみると…

相模湾のムシガレイ
30cm弱のムシガレイでした。

本命ではありませんでしたが、少しやる気を取り戻しました。

仕掛けを見てみると、2本針の上針に食いついています。

ベタ底にいるムシガレイが上針に食って来るということは、仕掛けの位置が低すぎるのか…?

そこで、フロート付きの仕掛けに交換し、誘いの起点を底から1.5mまで上げてみました。

すると、この仕掛けと誘いの組み合わせがハマったのか、周囲が沈黙する中、一気にアタリが増えました。

ただ、いずれもアタリは手には伝わらず、竿先にわずかな違和感が出る程度の小さなアタリでした。

これに聞き合わせを入ると、ヒットが連発。

1尾目は…

ライトアマダイ船のゲスト、オニカサゴ
嬉しいゲスト、オニカサゴ

さらに…

相模湾で釣れたヒメハナダイ
手のひらサイズの「ヒメハナダイ」という、かなり珍しい魚のようです。

続いて…

ヒメコダイの幼魚
更に小さなヒメコダイ

このサイズになると、アタリがあっても針がかりしたのかわかりませんね。

巻き上げてみると魚がついてたので、エサ取りが餌を齧っていくのも竿先を見ているとわかるものだということが実感できました。

そういうアタリを捉えて餌のない時間を減らすことが、釣果を伸ばすのには大事なんでしょうね。

続いてしっかりとした引きの魚がヒットしたものの、引きがアマダイらしくない…

相模湾のヒメコダイ
アマダイとは違い、水面近くでも引いてきます。

比較的良型のヒメコダイでした。

ヒメコダイは、刺身やてんぷらで美味なようで、筆者の中では裏本命。

更にこの後、まずまずのヒメコダイを1尾追加したところで、仕掛けが傷んでしまい、フロートがない仕掛けにやむを得ず交換。

クーラーもやや賑やかになりましたが、この時点で残りあと10分ほど。

その後はアタリがなく、最後までアマダイの顔を見ることができないまま、残念ながら沖上がりとなってしまいました。

本命は見られずも、収穫あり

最後に仕掛けと誘いがうまくハマったのか、ヒットを連発させることができましたが、アマダイは1尾も混ざらず、2022年の初釣りは昨年に続いて本命ボウズに終わってしまいました。

ただ、渋い時間帯にゲストとは言え小さなアタリを捉えて魚を掛けられたのは、今後につながる自信になったかなと思います。

アマダイは釣れませんでしたが、いい経験ができました。

この日の釣果

ヒメコダイ 3尾

オニカサゴ 1尾

ムシガレイ 1尾

エソ 1尾

ヒメハナダイ 1尾

サバフグ 2尾(リリース)

タックル

ロッド:シマノ ライトゲームBB TYPE73MH195

リール:シマノ バルケッタBB 301HGDH

道糸:シマノ タナトル4 1.0号 300m

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

一俊丸・ライトアマダイ船の釣果