【釣果UP】イシモチ船、リベンジ成功の要因は?
目次
イシモチ船、リベンジ成功
4月に初挑戦したイシモチ船は、結果2尾という大惨敗でした。
一方、先週末の釣行では、イシモチ19尾、カサゴ5尾、アジ1尾と十分な釣果。
今回は、前回の釣行時の反省を踏まえ、うまくいったこと、考えたことなどあったので、それをまとめておきたいと思います。
①良い日に当たった
こう言ってしまうと元も子もないようなものですが、大前提としてやはり今回は前回よりも活性の高い良い日に当たったのは大きかったでしょう。
前回はトップが10尾だったのが、今回は船釣り初挑戦の友人が11尾。
こんな風に、活性の高い日の初心者の釣果が渋い日の竿頭の釣果を上回ることも多いですね。
いくら腕を磨いても、自然には勝てないということでしょうか。
②送り込みが大事
そうは言っても、今回は前回の反省を生かして釣果を伸ばせたような手ごたえもありました。
前回は、とにかく早合わせはしないことを意識して、食い込むまで待つことを徹底。
ところが、活性が低かったからか、そのまま餌を離されてしまい、ヒットに結び付きませんでした。
今回も、最初のアタリはもぞもぞと竿先が動くものの、そのままでは食い込まず…
そこで、アタリがあった瞬間に竿先を下げ、道糸を送り込んでやると、アタリが続き、ヒットに持ち込めることがぐっと増えました。
道糸を張ったままでも食いついて来ることももちろんありますが、やはり違和感を感じて離してしまうことが多いようで、テンションを少し緩めてイシモチに違和感を感じさせないことが大事なようです。
③長くて柔らかい竿が有利
前回の反省にも書きましたが、やはり長くて柔らかい竿が有利なようで、常連さんらしき方々は皆さんそのような竿を使ってらっしゃいました。
そういう竿だと、道糸を送り込まなくともイシモチに違和感を与えにくいんでしょうね。
先日釣具屋で1万円ちょっとで売られているイシモチ専用の船竿を見かけましたが、長さは2.1m、オモリ負荷が20~30号と、筆者が使っているロッドよりもやや長くて柔らかいものでした。
こういう竿を使うと、竿が自然とテンションを吸収して、違和感なく食い込みまで持っていけるのでしょう。
通常の活性であれば、よほど硬い竿でなければ問題ないのかもしれませんが、前回のような渋い日には竿の特性も釣果に影響してくるような気がします。
④渋い時間帯は誘わないと釣れない。
前回は1日を通して沈黙…という感じでしたが、今回は11時ごろの干潮を境に活性がダウンしたようで、アタリがかなり減りました。
潮止まりから30分ほどは何をしてもダメという感じで、誰もヒットしないような時間がありましたが、その後は待っているだけでは釣れないものの、誘いを入れるとポツポツ釣れる、というような状況。
こういう状況になると、常連さんはそれぞれいろいろなやり方で誘いを入れてアタリを出していました。
筆者は前回貴重な1尾をゲットした、「オモリを底につけて道糸を緩めてから勢いをつけて道糸を張る」という誘いで何匹かヒットが出ましたが、今回最も効いたのはお隣の常連さんのやり方。
オモリを底に着けた状態から、オモリが浮くか浮かないかの状態で道糸を張りつつ、小刻みなしゃくりを繰り返すという誘いです。
この誘いで、時々誘いを止めたタイミングでアタリが出ることが多くありました。
他の方々も、ヒットさせている方はそれぞれいろいろなテンポや幅で、同じような誘いを繰り返していました。
今回はお隣さんのマネをさせていただきましたが、自分で釣れるパターンが見つかると、なお嬉しいでしょうね。
簡単に釣れるも、奥が深いイシモチ
船釣り初挑戦の友人がツ抜けを達成したように、気軽に楽しめるイシモチですが、数を伸ばそうと思うとただ待っているだけではダメで、奥が深いですね。
今回は、前回の惨敗の反省をブログに残しておいた結果、反省を生かして釣果を伸ばすことができたかなと思います。
今年はこのイシモチ船が釣り納めになりましたが、満足いく結果となり、良い新年が迎えられそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。