【釣行記】イシモチ釣行記(2021.4.24 金沢八景 新健丸)

迷いに迷って、今度こそイシモチへ

今年3回目の釣行は、いろいろ悩んだ挙句、当初3月に乗船を予定していたものの、悪天候で出船中止となったイシモチ船に乗船しました。

当日の予報

日の出:5時1分  日没:18時19分

満潮:3時38分、15時35分

干潮:9時43分、21時45分

潮回り:中潮

天候:晴れ時々曇り 風:北1.5m

波:0.2m(八景沖)

クチコミで高評価の船宿、新健丸

東京湾のイシモチ船で出船している船宿はたくさんありますが、今回はGoogleなどのクチコミで高評価の多い金沢八景の新健丸を選びました。

emowest.xsrv.jp

出船時刻は7時30分と遅めで、釣行前夜は興奮のせいか眠れない筆者にはありがたいです。

6時30分ごろに到着すると、イシモチ船を担当する大船長に釣り物を尋ねられ、駐車場を丁寧に案内してくれます。

凪の良い週末とあってお客さんで賑わっていますが、受付のときはマスクを着用するように声かけもされており、コロナ対策も意識されているよう。

この日は船上でもマスク着用のまま釣りをされている方がほとんどでした。

受付で乗船料を支払い、仕掛けや氷、必要ならレンタルタックル(無料)を受け取ります。

東京湾のイシモチ船は、胴付き仕掛けが基本。

今回は、船宿特製の胴付仕掛け(2本針2組入で300円)を購入し使用します。

新健丸のイシモチ仕掛け
販のイシモチ仕掛けよりエダスが長いのが特徴。オモリは30号(100円で販売)

氷は受付横の冷凍庫から500mlペットボトルを凍らせた物を1人2本取ります。

夏場は2本だと心許ないので、300円で販売しているブロック氷を買い足すか、持参した方が良さそうです。

その後、荷物を持って船へ。ここでも、若船長が釣り座までしっかり案内してくれました。

座席には、座布団代わりの人工芝にバケツ、餌のアオイソメ、タオルが既に設置されています。

新健丸のイシモチ
餌のアオイソメは、こまめに取り替えても十分な量が用意されています。状態も良好です。

また、桟橋には貸出用の竿受けなどの小物も置いてあり、必要な人は各自座席に持ち込むスタイル。

さすが、高評価されているのにも納得の接客とサービスでした。

当日の釣り模様

沈黙のスタート

この日は満員で前日に予約締切とのことで、片舷9名が着席。今回も友人Mとの釣行、胴の間よりややミヨシ寄りの釣り座です。

やや窮屈ですが、イシモチは仕掛けがさほど長くはないので、釣りにくいというほどではありませんでした。

新健丸の出港
ある釣船の出船を一通り見送り、ほぼ定刻に出航。

ほぼ定刻に出航し、まずは30分ほど走って本牧沖へ。

船長から、「イソメは切らずに丸ごと、口のすぐ後ろに針を通して2匹ちょん掛けして、オモリがときどき底にあたる高さをキープしてください」とのアナウンス。

本牧沖は昨年、一之瀬丸のショートメバルのイシモチタイムで狙ったポイントで、今日は水深25m前後からスタート。

2020年の釣行を振り返る①:2020.3.21 ショートメバル(金沢八景・一之瀬丸)

2020年3月21日、金沢八景の一之瀬丸にて、ショートメバルに乗船した際の釣行記です。

その時は1時間半ほどで10尾を超える釣果を得たので、今回も期待が高まります。

ところが、1投目にコツっという小さなアタリがあったものの、以降全く魚の気配がありません。

何回か付近を流す間、何度かイシモチらしきアタリがありましたが、食い込む前に餌を離してしまい、ヒットしません。

水深30mほどのところまで少しずつ移動しながら流していきますが、状況は変わらず。

しかもやっかいなことに、付近ではアカクラゲが大発生。

仕掛けを回収すると2投に1投は触手が仕掛けに絡んでいる状態に…

アカクラゲが着くと魚は食ってこないようなので、毎回タオルで取り除きますが、キリがありません。

イシモチは潮止まりに食いが悪くなるようですが、9時43分の干潮時刻を過ぎても状況は変わらず…

周囲でもほとんど釣れておらず、10時半時点で見える範囲で上がったのは2尾のみという厳しい状況。

実は、水曜日までは好調に釣れていたものの、木曜の定休日を挟んで、釣行前日の金曜日は3〜13尾と急ブレーキがかかった新健丸のイシモチ船。

今日もダメなのか…という船上の重苦しい雰囲気の中、10時半ごろに船長が移動を決断。

20分ほどかけて、八景沖まで戻るとのアナウンスがありました。

状況は好転せず…

移動の後、八景沖の水深30mで釣りを再開。

ここもアカクラゲが多く、3投に1回は触手が絡んできます…

11時を過ぎたころ、友人Mがようやく1尾目をキャッチし、立て続けに1尾を追加。

アタリは少ないものの、本牧沖よりもやや大きく出るようになり、少しは活性が高いようです。

筆者の竿にも先ほどよりもやや強めのアタリが出ますが、竿を下げて道糸を送り込んでも食い込む前に離されてしまいます。

イシモチ釣りはアタリがあったら針がかりするまで待つ向こう合わせの釣りのはずでは…

まったり楽しむつもりが、このままでは坊主…あれこれ試行錯誤するしかありません。

ややタナを上げてみたり、イソメを短くしてみたり…

渋い時は、オモリを底につけて道糸を緩め、しばらく待った後、誘いを入れると良いという情報を思い出し、これも試してみますが、ここでは反応なし…

さらに南下、横須賀沖でようやくヒット

八景沖でも2〜3人にヒットがあったのみで、12時ごろにさらに南下し、横須賀沖の水深60mほどの深場へ。

ここで、道糸を緩め、しばらく待ってから誘いを入れた瞬間に竿に魚の重さを感じました。

尺イシモチ
沖上がりまで残り1時間でようやく1尾目…

30cmオーバーの良型、ブラックバスのような体型で、引きも抜群でした。

イシモチ独特の派手な前アタリもなく、いきなりのフッキング。リアクション的に食ってきたのでしょうか。

船長によると、水曜日まではこのポイントでこのサイズがコンスタントに釣れていたそうです。

このポイントはこの日最も食いが良く、ポツポツとヒットが見られ、最大42cmも上がっていました。

しかし渋いことには変わらず、友人Mが2尾、筆者が1尾を追加したところで、無念の沖あがりとなりました。

まったりイシモチのはずが…

前回、前々回とアタリの少ない釣行となったので、今回は好調が続きアタリが多いであろうイシモチをチョイスしました。

ところがフタを開けてみると、トップが10尾前後という厳しい日に…

いろいろと試行錯誤した結果ヒットした1尾目は、釣れたというより「釣った」感じがして嬉しい1尾でしたが、やはりイシモチ2尾は寂しすぎますね…

今年に入ってから3回連続の貧果に、帰りの車内では友人Mと「次回こそは数釣り」ということで一致。

数釣りと言えばアジか、はたまたイシモチリベンジか…また釣り物に悩むことになりそうです。

この日の釣行の「反省編」はこちら

【反省】渋いイシモチ、数を伸ばすには?

惨敗のイシモチ船を振り返り、数を伸ばすためにできることはなかったか、気づきの点を書き残しておきたいと思います。

本日の釣果

イシモチ 2尾

(船宿発表の釣果:「釣った人で10匹前後」)

イシモチ2匹

最後までお読みいただき、ありがとうございました。