2020年の釣行を振り返る①:2020.3.21 ショートメバル(金沢八景・一之瀬丸)

2020年の釣行を振り返ってみる

次回の釣行がまだ先なので、今後しばらくは昨年の釣行を順番に振り返ってみたいと思います。

2020年初釣行はコロナ禍のはじまり

2020年の初釣行は、3月の連休初日。ちょうど新型コロナウイルスの感染が拡大し始めていたが、まだ行動の制限もそれほどなかった時期でした。

この日は釣りの経験があまりない大学時代の先輩Uさんと2人で、金沢八景・一之瀬丸のショートメバルに挑戦。

一之瀬丸は、船宿が集まる金沢八景でも規模の大きな船宿で、京急の駅から徒歩圏内でもあり有名な船宿です。

当日は連休初日の土曜日で、店の前の駐車場は既に満車。少し離れた海の公園の駐車場を案内され、そこから船宿のワゴン車で店まで移動します。

「ショートメバル」とは

ショートメバルは、7時ごろ出港し、前半に生きたモエビをエサに胴付仕掛けでメバルを狙ういわゆる「エビメバル」を楽しみ、後半には同じく胴付でイシモチを狙い、13時ごろ帰港する釣りものです。

通常の半日船(12時までに帰港)よりは長いものの、1日船(15時ごろ帰港)よりも短いので、「ショート」となっています。乗船料金も1日船よりもリーズナブルな7200円(一之瀬丸はホームページの割引券を持参すれば1000円引きとなるので、6200円になりました)。

メバルはハリスが太いと見切られるので、ハリス1号~1.5号程度の細い仕掛けを使用。これに生きたモエビの尻尾の部分をカットして尻尾側に針をつけます。

モエビは洗面器に入れて配られますが、モエビを捕まえるのに100均で手に入る観賞魚を掬うネットがあると便利。船宿によっては貸出があるようですが、一之瀬丸は持参する必要があります。

一之瀬丸の出港
天候は晴れ、波も穏やかな釣り日和

当日の釣り模様

出船後、まずはメバルの時間

7時ごろ出船。恐らく満員ではないかと思われる大盛況。20分ほど走り、大型貨物船が停泊し巨大なクレーンでコンテナを積み下ろししている岸壁近くのポイントへ。まずはメバル狙いの時間。

水深は25m前後で、底はゴツゴツした岩礁。オモリで底を感じながら、特に誘いは入れずにアタリを待ちます。

この釣りは、幹糸1.5号、ハリス1号の仕掛けに25号程度のオモリで岩礁帯を狙うため、根がかりが多発します。今回は、5個オモリを用意したうち、3個をロスト。仕掛けも受付時に購入した船宿特製仕掛け1枚(2セット入)では足りず、船上で更に1枚を購入。

一之瀬丸特製のメバル仕掛け
船宿特製のメバル仕掛け

この日、アタリは多かったものの、小型のカサゴが多め。カサゴがリリースサイズを含め9尾に対し、メバルは1匹のみ。周りの釣り人も同様の傾向でした。

後半はお土産確保!のイシモチタイム

11時ごろにポイントを移動し、イシモチ釣りに。

イシモチのポイントは水深20m程度の砂地で、ハリスもメバルよりも太い2号から3号のものを使うため、根がかりの心配はほとんどありません。お祭りしなければ、仕掛けのロストもほとんどないでしょう。

アオイソメをチョンがけして投入。船の揺れに合わせてオモリで底を叩きながら待ちます。

この日は活性が高く、1投毎にアタリがあり、退屈しません。ただ激しいアタリの割に食い込むのに時間がかかるイシモチ。イシモチ初挑戦の筆者や先輩はすっぽ抜けが多発。

最終的にイシモチ11尾で沖上がりを迎えましたが、釣れた数に近い数をバラしたような気がします…

東京湾のイシモチ
イシモチの引きを堪能できました。

初挑戦にしてはまずまず?

メバルが少なかったこと、根がかりが多かったことで前半はややストレスの多い釣りでしたがが、イシモチは大きなアタリが楽しい。いずれイシモチ船にも乗ってみたくなりました。

メバルとイシモチのクーラーボックス
クーラーもそこそこ賑やかに

ビシアジに続き船釣り2回目の先輩もメバル、カサゴ、イシモチ合わせて10尾ほど釣果。全くのビギナーでも船長のレクチャーどおりにやればまずまず楽しめたようです。

この日の釣果

メバル 1尾

カサゴ 9尾(うち6尾リリース)

イシモチ 11尾

カサゴとメバル
空揚げや煮付けで美味しくいただきました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。