【反省】渋いイシモチ、数を伸ばすには?
目次
惨敗のイシモチ船、気づきの点
2021年3回目の釣行となったイシモチ船は、坊主こそ免れたものの、惨敗と言える結果に…
ただ、こんな結果だからこそ、数を伸ばすためにできることはなかったか、気づきの点を書き残しておきたいと思います。
道糸を送り込むタイミング
昨年のイシモチ釣りでは、合わせが早すぎたのかすっぽ抜けが多発。
その反省から、今回はアタリがあっても食い込むまで合わせないことをとにかく意識しました。
ところが、今回は待っても食い込まないままアタリが途絶えてしまう状況。
そこで、アタリが途絶えたタイミングで道糸を送り込みましたが、アタリは戻って来ませんでした。
今思えば、アタリが途絶えてから送り込むようでは遅すぎたんでしょうか…
今回のような食いが浅い日は、アタっている段階で道糸を送り込む必要があったのかもしれません。
竿の柔らかさ
今回は、シマノのライトゲームBB TYPE73 MH195を使用。
オモリ負荷は20号から80号、通常であればイシモチ釣りに問題なく使えるかと思います。
ただ、今回のように食いが浅い日だと、やや硬さが目立ち、送り込みのタイミングの悪さもあって、イシモチに違和感を与えたのかもしれません。
エビメバル用などの64調子で柔らかいロッドであれば、イシモチに違和感を与えにくく、控えめなアタリもヒットに持ち込むチャンスが増えたのでは、という気がします。
アオイソメの長さ
付餌のアオイソメに関する今回の船長の指示は、
- イソメの口から少し下に針を通してチョンがけ
- イソメを切らずに2匹つける
というものでした。
ただ船宿によっては、
- タバコぐらいの長さが理想
- 長すぎても短すぎても食いが悪くなる
としているところもあるようです。
今回はアタリがあった後、イソメの真ん中あたりまで食い跡が残っていることが多かったので、途中タバコ程度の長さに切ってみたりもしました。
ただそうすると、アタリが遠のいた感じもあり、船長の勧めどおり2匹丸ごと使う方法に戻しました。
やはり長い方がイシモチにアピールでき、アタリが出易いということでしょうか。
その分、針までの距離が長くなるので、針掛かりしにくくなるような気もします。
今回のような状況では、自分のタックルの特徴も考えながら、適切な長さを見つけるということも必要なのかもしれません。
誘い方
1尾目のヒットは、オモリを底につけ、道糸を緩めた後に誘おうと糸を張った瞬間に食いついてきました。
また、帰宅後にお腹を開いてみると、胃袋はコハダのようや小魚や小さなイカで一杯でした。
船釣りではアオイソメを使うので、魚を食べるイメージがあまりありませんでしたが、ショアからジグやワームで狙う方も多いんですね。
オモリが底につく位置をキープし、アオイソメの動きで誘うのが基本かと思いますが、動くものに反応するのであれば、強めの誘いを入れても釣れるんでしょうか。
機会があれば試してみたいですね。
アカクラゲ対策
東京湾では例年、4月から5月にかけてアカクラゲが多いそうです。
今回の釣行当日は、本牧沖から横須賀沖まで、どこでもアカクラゲの触手に悩まされました。
アカクラゲが仕掛けや餌に着くと、魚は食って来ないようです。
イシモチやアジのようなアタリが比較的多い釣り物で、アタリがなければ小まめに回収してアカクラゲが絡んでいないか確認した方が良さそうです。
取り除くときは、直接触ると刺されて痛みが出るので要注意。
筆者はタオルで取り除いていましたが、うまく取れないときに何度か指先で掴んで取り除くうちに、ヒリヒリチクチクしてきました。
少し触れる程度だと何ともなかったので、ある程度の刺激を与えると刺さる仕組みなんでしょうか。
タオルよりも、使い捨てのウェットティッシュなどがあると、取り易いかもしれません。
また、竿にも絡みやすく、帰宅して竿を水洗いした後もまだこびりついていました。
さっと水洗いしただけでは落ちなくて、ウェットティッシュで拭くとキレイになりました。
気づかずに皮膚の薄いところや粘膜に付着させてしまうとかなり痛むそうなので、気をつけたいですね。
学び多き惨敗?
直前までスソでも10尾以上の日が続いていたので、のんびりまったり楽しむつもりで予約したイシモチ船。
ところが、まったりどころかあわや坊主という惨敗でした。
釣れない時はあれこれ考えるので、学びが多かったと前向きに捉えることにしたいと思います。
とは言え、昨年の後半が好調だっただけに、今年に入って毎回この調子だとちょっとヘコみますね…
自分だけでなく周りの方も釣れない日にあたっているのが、せめてもの救いでしょうか…
今回の惨敗も、今後活きてくると思って、懲りずに次回もまた頑張りたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。