【釣果UP】LTアジで釣果を伸ばすには【東京湾】
目次
東京湾のLTアジ、釣果を伸ばすには?
今回のLTアジ釣行は、食いの良い時間帯が長く続いたこともあり、58尾と大漁でした。
ただ、ずっと同じようにやっていれば釣れるというわけでもなく、やはり工夫の余地がありました。
帰宅後に振り返ってみて思いついたことも含めて、まとめておきたいと思います。
誘いを入れる
イシモチと同じく、活性の高い時間帯は特に工夫せずとも、ヒットが続きましたが、渋い時間帯には多少の工夫が功を奏しました。
まず効果的だったのが、誘いを入れること。
コマセを撒いて指示ダナでしばらく待ってもアタリがない時は、竿先を10秒ほど小刻みに動かして仕掛けを動かしてやると、動かしはじめた直後か、止めを入れた直後にアタリが出ました。
動かしはじめのアタリは、リアクション的に口を使ってしまうのでしょうか。
止めを入れて食ってくるのは、誘いで餌に気づいて、エサが止まった瞬間にパクリ、という感じですね。
タナを変える
もう一つは、タナを変えること。
序盤は底から2mの指示ダナで好調にアタリが出ていましたが、中盤以降は2mで待っていてもアタリが遠のいてきました。
そこで、少しずつタナを変えてみると、底から1m刻みでコマセを撒き、3~4mのところで待つとアタリが増えました。
指示ダナが変わるようなアナウンスはありませんでしたが、中盤以降はタナが上ずって来ていたようです。
ハリス
当日は1.5号、2号、3号のビシアジ仕掛けを持参。
船宿で販売されていた仕掛けは1.5号でしたが、食いが悪ければ交換するつもりでまずは2号の仕掛けでスタートしました。
結果的に、序盤の好調のうちは2号でも全く問題なく入れ食い状態。
中盤以降のやや渋くなった時間帯でも、誘いやタナの調整でそれなりにアタリが出たので、ここでも交換しませんでした。
一般的に食いが悪い時は細いハリスの方が良いと言われる一方、あまり関係ないという説もあるようです…
結局最後まで2号のままで終わってしまいましたが、最後の30分はなかなかアタリも出なかったので、せっかくの機会に検証してみるべきでしたね。
最後の方はオマツリを解いたりで仕掛けが少しよれていたので、その影響もあったかもしれません。
また乗船の機会があれば、ハリスの違いも試してみようと思います。
エサ
深川吉野家では、無料配布の赤タンと、300円で購入するアオイソメの2種類の餌の用意がありました。
イソメは赤タンよりも食いが良い反面、エサ持ちが悪くコマメな交換が必要、という認識でしたが、実際使ってみると何匹も釣りあげても針から外れず、つけっぱなしでも問題ないようでした。
ただ、新鮮なイソメの方がより食いが良いのは明らかなので、もう少しコマメに付け替えていればアタリが更に早く出て数を伸ばせたかもしれません。
渋い日だとその点も更に重要になりそうな気がします。
ロッド
今回はいつものとおりシマノ・ライトゲームBB・TYPE73 のMHクラス(オモリ負荷20号~80号)を使用。
LTアジはオモリも40号と軽く、64の胴調子で柔らかめのロッドが適しているとされています。
73のMHクラスだとやや固い感じはありましたが、今回は以前のイシモチのように食い込まずバレるということもなく、ほとんどバラシもなく釣りができました。
ただ、LTアジ用らしきロッドを使っている方を見ていると、小さめの中アジでもロッドが真ん中からしっかり曲がっていて、食い込み、釣り味ともに良さそうに見えました。
専用ロッドでなくとも問題なく楽しめますが、専用ロッドがあるともっと楽しめそうですね。
簡単でも奥が深いLTアジ
船釣りの入門にピッタリと言われるLTアジですが、今回のようにそれなりに釣れたときでも振り返ってみるといろいろと改善点があるものですね。
今回は良い日に当たりましたが、渋い日だと更にいろいろとシビアになるはずで、つくづく簡単な釣りはないなと思わされます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。