【釣行記】タチウオジギング釣行記(2021.7.31 金沢八景 太田屋)
目次
前回に続き、タチウオジギングへ
先週末、前回の釣行と同じく、タチウオジギングを楽しむべく、金沢八景・太田屋の「ルアータチウオ」に乗船しました。
この日の予報
日の出:4時49分 日没:18時46分
満潮:9時3分、21時31分
干潮:3時8分、15時5分
潮回り:小潮
天候:晴れ 風:北2m~3m
波:0.4m(観音崎沖)
ネットで高評価の金沢八景・太田屋
前回のタチウオジギングで良い思いをしたので、今回の釣行もタチウオジギングを選択しました。
前回の新山下・渡辺釣船店も良い船宿でしたが、タチウオの釣果を調べていると、金沢八景から出船している太田屋を発見。
こちらの船宿は、タチウオ、マゴチ、青物など、季節に応じたターゲットをルアーで狙う釣り物で出船しており、現在はタチウオ狙いで出船中。
グーグルなどの口コミの評判も上々で、今回はこちらのお世話になることにしました。
6時30分までに受付を、とのことだったので、当日は6時ごろ現地に到着すると、船宿の前でまず車から荷物を降ろし、席札を確保した後、船宿の車の先導で5分ほど離れた駐車場に車を停めに向かいました。
まず釣り座を確保できるので、その後の受付や準備も余裕をもってできるのが良いですね。
駐車後、船宿の車に乗せてもらって船宿まで戻り、受付で乗船料金(船宿HPから印刷できるサービス券持参で9000円、次回からはスタンプカード持参で同額)と駐車料金(500円)の支払いを済ませると、乗船して準備を開始します。
この日は土曜日ということもあり、ほぼ満船の19名が乗船。
筆者と友人Mは、9名が乗船する左舷のミヨシから3番目と4番目に釣り座を確保できました。
当日の釣り模様
浅場で幸先の良いスタートも…
船は定刻の7時15分の5分前に桟橋を離れ、ポイントに向かいます。
この日はまず横須賀方面の浅場でお土産を確保した後、走水方面の深場で大型を狙うとのこと。
昨日は9時までに20本ほど釣った方もいたとのことで、期待が高まります。
10分ほど走って到着したのは、海上自衛隊の基地がある小さな湾。
ところが、目の前に艦艇や潜水艦が停泊する湾内を船はタチウオの群れを探すようにウロウロ…
10分ほど湾内を周った後、水深15mほどの地点で釣りをスタート。
ジグは80g前後で、ワームを使っても良いという指示だったので、まずは浅場のために購入したマリア・メタルフリッカーのタチゴールドゼブラ60gを投入。
まずはゆっくりとしたタダ巻でさぐろうと、着底から巻き上げを何度か繰り返していると、早速ヒット。
指3本ほどの夏タチサイズをキャッチ。
周りでも次々とタチウオが取り込まれ、2本目も同じ誘いでゲット。
ところが、手返し良く数を稼ごうとした矢先、着底直後にジグがまさかの根がかり…
外そうと試みるも結局リーダーと道糸の結束部がブレイクし、リーダーを結び直す羽目に…
これで時間をロスしている間に、チャンスタイムは終了。
その後は、ダイワ・サムライジグの40g赤金に付け替えて、探ってみますが、周りも含めほとんどアタリのない時間が続きます。
このころには、最初数隻だった船団に餌釣り船が多数加わり、狭い湾内にタチウオ狙いの釣船が集結していました。
何度か流しを変える中、ジグをマリア・メタルフリッカーのタチピンク60gに切り換えて探っていくと、1時間ほど経過したところで久々のヒット。
このときはジグがしっかり泳ぐようなワンピッチジャークがハマったのか、同じ誘いで立て続けに夏タチサイズ4本をゲット。
さらに2本がヒットし、水面まで浮上しましたが、これは連続でバラシ…
タチウオが落ち着いてから抜き上げないと簡単にバレてしまいますね。
このタイミングで再び時合に入ったのか、船中誰かしら竿を曲げている状況でしたが、しばらくするとまたしても沈黙…
船長曰く、「今日は餌釣りの船がたくさん来ちゃったからすぐダメになっちゃったね」とのこと。
昨日と比べ状況が良くないようで、早々に走水方面に移動となりました。
猿島沖でドラゴンが連発
30分ほどの移動を経て、9時過ぎに船は猿島沖の水深60m前後の海域に到着。
ジグの指定は120g~150g。
まずは前回実績のあったダイワ・鏡牙ジグベーシックのアカキン160gを投入。
タダ巻、ワンピッチジャーク、早巻きからのスローフォール、フォール中に止めを入れるなど、いろいろ試してみますが、アタリはありません。
その後もジグのカラーや重さを変えてみるも状況は変わらず、周囲をみると時々ヒットさせている方がいるものの、ほとんど沈黙の状態のまま、1時間ほどが経過…
ここで、隣の方が夏タチサイズを1本キャッチ。ジグを見るとアカキン系のカラーで、割とシルエットは小さめ。
160gは少々大きく、潮もさほど流れていない状況だったので、ダイワ・鏡牙ジグリアフォールのダブルオレキン120gを投入。
アクションも隣の方を真似て、ほぼタダ巻に近いワンピッチジャークで誘っていると、ガツンという大きなアタリ。
フッキングすると、ドラグが引き出される強烈な引き…ドラグがギリギリと音を立てつつも、ゆっくり巻き上げてくると、何とか浮上し、中乗りさんにタモ入れしていただいたのは…
太さは指6本、前回に引き続きドラゴンをゲット。
今回がデビュー戦のティエラA ICがしっかりと仕事をしてくれました。
写真を撮ったり、少し休憩を挟んだ後、再び同じように誘っていると、またしても強烈なアタリが。
先ほどよりもグイグイと下に潜ったり、横に走ったりと違った種類の引きでしたが、相変わらずの重さ…またしてもタモ入れをお願いします。
お腹がパンパンで指8本ほど、帰宅後計量すると血抜き済みで1.87kgのビッグサイズでした。
ほぼタダ巻きでドラゴン2連発、鏡牙ジグリアフォール恐るべしですね。
後半は地道に数を積み上げ
この時点で8本をキャッチし、時刻は11時を過ぎ、沖上がりまで残り3時間ほどとなっていました。
今回は前回の9本を上回って、何とかツ抜けしたいところ。
その後も同じ誘いを続けてもアタリが出ないので、タダ巻、ワンピッチジャーク、早巻きからのスローフォール、フォール中の止めという一連のアクションを速さを変えつつ試していきます。
すると、今度はジグがしっかり泳ぐ程度のワンピッチジャークで夏タチサイズを2本ゲット。
さらに、今度はフォール中にアタリ…がこの日はフォールのアタリがなかったので油断して反応が遅れ、リーダーに嚙みつかれたのかラインブレイク…
今日の当たりジグを痛恨のロスト。
やはりゴールド系が良さそうなので、鏡牙ベーシックのアカキン160gに再度スイッチ。
程なくして、55m付近でまたしてもフォール中に食いあげるアタリ、今度はしっかりと反応してフッキングし、1本を追加。
そこから速巻きの最中に食いあげる形で3本がヒットしたものの、1本はオマツリし水面でバレて2本をキャッチ。
また、速巻き後のフォール中に指4.5本ほどの良型1本を追加。
最終的にキャッチ14本で沖上がりとなりました。
3度目のタチウオジギング、釣果は上々
今回は浅場で幸先の良いスタートで、今日は楽勝かと思いきや、意外と数が伸びませんでした。
猿島沖に移動後も、しばらく我慢の時間が続きましたが、後半はタチウオの活性も上がったようで、いろいろなパターンでヒットし、楽しい一日でした。
猿島沖では前回ヒットが多かったフォールでのアタリは少なく、速巻きに追いついて食い上げて来る魚もおり、活性が高めだったのかもしれません。
それでも朝一の浅場で数が伸びなかったのが影響したのか、この日はトップが22本と、前回釣行時の25本よりも更に数が出なかったようです。
そんな中でも前回よりも数を伸ばせたのは収穫でした。
この日の釣果
タチウオ 14本
(船宿発表の釣果:3~22本)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。