【釣行記】2020年の釣行を振り返る⑥:2020.9.12 ライト五目(茅ヶ崎港 まごうの丸)
目次
釣りに行かないGW、昨年の振り返りを
世間はGWですが、残念ながら釣りに行く予定はありません。
ということで、昨年の振り返りを書いていきたいと思います。
青物再び、茅ケ崎港・まごうの丸へ
昨年8月の茅ケ崎港・一俊丸のライト五目では、沖あがり前の30分にワカシの引きを楽しむことができました。
9月に入ると、相模湾では引き続き青物が好調で、サイズもワカシからイナダと言える大きさに。
また、カンパチの釣果も多くなっていたところでした。
今回も青物を釣りたい。前回と同じく一俊丸のライト五目が候補に挙がりましたが、釣行予定日にはライト五目の出船がありませんでした。
いろいろと調べてみると、一俊丸と同じ茅ケ崎港の「まごうの丸」も、ライト五目で出船していることを発見。
直近では、アジやイサキのほか、イナダやカンパチもあがっているとのことでした。
悪天候の予報も、割引に釣られて…
ただ、釣行前日時点で釣行日の相模湾は雨予報で雷の可能性も…
雷が鳴ると早上がりかも…延期すべきか迷いましたが、当日の朝、船宿に電話すると、今日は出船するとのこと。
しかも、当日は「ファミリーフィッシング・キャンペーン」の日で、男女や親子のペアであれば2名で12000円、男性1名は通常1名9500円のところ、7500円で乗船できるとのこと。
空きも十分あるとのことだったので、予約して友人Mとともに茅ケ崎港に向かいました。
雨模様のこの日、茅ケ崎港は休日ながらさほど混雑しておらず、駐車はスムーズ。
お得な「ファミリーフィッシング・キャンペーン」の日にも関わらず、お客さんも少なめでした。
船上は、片舷に4〜5名ずつとゆったり。さほど早く到着したわけではありませんでしたが、友人Mが大トモ、筆者がトモ2番に釣り座を確保できました。
当日の釣り模様
小雨の降る中の出港、雷はなかったものの…
6時30分ごろ、船は小雨の降る茅ヶ崎港を出港。雨は防水のウェアとハットがあれば気にならない程度で、ひと安心です。
20分ほど走って釣りを開始。水深は30mほどで、まずはアジを狙うとのこと。
この日はイナダを狙うため太めの仕掛けが良いとのことで、4号のウィリー仕掛けを使用。
少し太すぎるかなと思いましたが、1投目からアジがトリプルヒット。取り込み時に2尾落としてしまいましたが、太さは気にならない様子。
しかし後が続かず、ポツポツと単発で釣れる程度に。
さらに波もやや高く、船酔いの兆候が…
筆者も友人Mも酔い止めは服用済みでしたが、筆者はギリギリ釣りが続けられるかどうかという状態に。
友人Mに至っては完全にダウンし、釣りを中断。
筆者はなんとか釣りを続け、結局アジが5尾とウリボー(イサキ)が1尾釣れたところで、船長から「移動します」とのアナウンス。
大きく移動しイナダ探しに
そこから30分ほど走り、国府津沖まで移動。
雨を浴びながらも座席に横になっているうちに船酔いは何とか解消。友人Mも青い顔をしながら釣りを再開。
後で聞いたところ、船の揺れよりもエンジンの排気ガスにやられたとのこと。
確かに大トモはエンジンの排気口に近くで、風向きによってはかなり排気ガスが流れてきます。
大トモは釣りやすい反面、意外な落とし穴もあるようです。
イナダの魚影あり!
気を取り直してイナダを狙います。
ポイントは水深30m足らずで、国府津の海岸が近くに見えます。底をとってからコマセを巻きながらタナを探っていくことに。
隣の方は船長とも仲の良い常連さんのようで、早速イナダを取り込んでいます。続いて大トモの友人Mにもヒット。
しかし筆者の竿に反応はありません。友人Mのあたったタナを確認し、集中して攻めてみても、アタリなし。
焦る気持ちを抑えて誘いを続けると、友人Mが2尾目をあげたところで筆者にもようやく待望のヒット。
今日は4号の仕掛けなので、強気で巻き上げますが、時々グイグイと竿先が持っていかれる青物の引きはやっぱり楽しい。
1尾ゲットして少し気持ちが落ち着きました。
何が違う?ヒットが続く常連さん
この日はこのポイントで終日釣りを続けましたが、腕によって釣果にかなり差が出ていました。
筆者と友人Mはウィリー仕掛けを使用していましたが、なかなかアタリが出ません。
また、イナダがヒットしたのは、オキアミをつけた空針ばかり。
一方で、アタリがないまま仕掛けを上げると、空針につけたオキアミが取られていることもかなりありました。
一方、隣の常連さんはアタリが途切れない様子。なぜ?
釣り方を尋ねてみると、「今日はコマセを撒いてから長めに待ってるほうがいい」とのことでした。
仕掛けを見てみると、ウィリーではなく長さ4mほどの空針2本の仕掛けを使われています。常連さんが仕掛けをあげると、オキアミが残ってくることが多いようです。
もしかすると、筆者はイナダがヒットする前にエサ取りにオキアミを取られていたのかも…
仕掛けが長い常連さんはエサ取りがコマセに集まり、離れたところを漂うオキアミにイナダが食いついていたのかもしれません。
真偽のほどは不明ですが、エサ取りが多いところでは、長い仕掛けが有利ということもあるんでしょうか。
沖あがりへ、釣れるパターンは見つからず…
常連さんがヒット連発、筆者と友人Mは時々アタる…という状況のまま、沖あがりを迎えました。
最後まで釣れるパターンはつかめず…常連さんの釣果からすると、活性は低くなかったはずなので、釣れるやり方が見つけられなかったということになると思います。
船宿の記録によると、常連さんは18尾で竿頭、筆者は5尾でスソでした。常連さんはカンパチもあげていて、うらやましい限りです。
常連さんは釣れすぎて困っていたのか、イナダを1尾いただきました。
ただ、この日のイナダは前回の一俊丸で釣りあげたワカシに比べて大きくなっており、引きもパワフル。丸1日でイナダは5尾と、少し物足りない釣果でしたが、青物の引きは十分堪能できました。
また、この日の船長は、操舵室から顔を出してはいろいろと声をかけていただき、釣らせようといろいろアドバイスをいただきました。
3月にライトマルイカに乗船した際の船長と言い、まごうの丸は感じの良い船長が多いですね。
小雨が続く天候でしたが、気持ちよく釣りができ、良い釣行となりました。
この日の釣果
イナダ 5尾
アジ 5尾
イサキ 1尾
コサバ 1尾
(船宿発表の釣果:イナダ5~18尾)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。