【実釣編】ライトマルイカ釣行記(2021.3.20 茅ケ崎港 まごうの丸)

今年2回目の釣行はライトマルイカへ

3月20日土曜日、茅ヶ崎港のまごうの丸にて、友人Mとともにライトマルイカに初めて挑んできました。【実釣編】と【考察編】の2回に分けて、釣行の記録をまとめていきます。今回は【実釣編】です。

当日の予報

日の出:5時45分  日没:17時53分

満潮:7時27分、21時32分

干潮:1時41分、14時39分

天候:曇り時々晴れ 風:北東から東5m→2m

波:0.5m

アットホームな雰囲気の船宿・まごうの丸

今回は当初、イシモチ船に乗船予定でしたが、悪天候による出船中止を経て、ライトマルイカに変更しました。

ライトマルイカと言えば、これまで何度かお世話になった茅ヶ崎港の一俊丸がありますが、釣行日は残念ながら休船。

そこで、以前乗船したことのある、同じ茅ヶ崎港のまごうの丸に決定。

当日はファミリー・フィッシングデーということで、大人男性が通常9500円のところ7500円に。1日船としては格安です。

5時50分には受付を済ませて乗船することになっていたので、この日は5時30分ごろ到着。

前回お世話になった際は、店の雰囲気や受付の方の対応も含めて、アットホームな印象を受けましたが、今日はかなりの混雑。受付に列ができ、慌ただしい雰囲気です。

まごうの丸は、レンタルの手巻きタックルが無料。さらに3月は、ビシアジとライトアマダイの電動タックルが先着順で無料。レンタルタックル派には嬉しいサービスです。

レンタルタックル派の友人Mは、手巻きをレンタル。

ただ、このレンタルタックルは、ライト五目では問題なく使えそうですが、ライトマルイカの場合はアタリが全くわからないと友人Mはボヤいていました。

今回は友人Mがトモから3番目、筆者が4番目。この日は片舷8名でしたが、船が大きかったこともあり、広く快適でした。

仕掛けは事前に購入したダイワの快適マルイカ仕掛けSSの直ブラ・オールラウンド濁り。オモリは60号。

今年1月に発売の新商品。隣の方も、同じものを使っていました。

あらかじめスッテもセットになっているので、道糸に接続しオモリを繋げばすぐに使えます。

今回は初心者でも扱いやすい直ブラを選択。このシリーズは直ブラのほかにブランコや、直結と直ブラの切り替えができる直結プラスもあります。

友人Mは、船宿で購入したヤマシタの仕掛けとスッテのセット(1500円)を購入し使用。

まごうの丸では、ブランコ仕様の仕掛けとスッテがセットになった1種類しか扱っていないため、予備のスッテのほか、直ブラや直結を使いたい方は仕掛けも含め、あらかじめ別に準備しておく必要があります。

投入機は船に置いてあり、各自釣り座まで運びます。

初めて見る投入機にスッテを一つずつセット。動いていない船ですらもたつくのに、海上で手返しよくセットできる気がしません…

ライトマルイカ投入器
出船前は手前祭りする気しかしませんでしたが…

釣行の模様

群れを追いかけ慌ただしいスタート

6時30分、出船予定時刻より10分ほど遅れて港を離れ、40分ほどかけて三浦半島西側の海域へ向かいます。

曇りの相模湾
ややうねりがあり、釣り辛そうな予感…

7時10分ごろ、亀城根と呼ばれるマルイカのポイントに到着。水深は84mとのアナウンス。

1投目、「どうぞ」のアナウンスとともにオモリを投げ込むと、自動的に仕掛けが出ていき、投入成功。

投入機にしっかりとスッテをセットしておけば投入は案外簡単で、この日、手前マツリは糸が絡んだままセットしていたことに気づかなかった1度だけでした。

釣り方は事前にYoutubeなどで予習しました。

着底と同時に糸ふけを取り、道糸を張らず緩ませずの「ゼロテン」と呼ばれる状態に移行。

2~3秒待って空合わせ、そして叩いてスッテを動かし、ピタッと止め、アタリを待ち、空合わせ…という一連の誘いを行ったところで、「上げてください」のアナウンス。

どうやらイカの群れの足が速いらしく、すぐに移動。20分ほど走り、投入するもすぐに巻き上げ。

大きく南下し、8時ごろに城ヶ島西沖の水深90mのエリアへ移動。

ここでようやく3回目の投入も不発。

この後9時過ぎまで、投入し誘いはじめると巻き上げの合図で群れ探し…という状況が続き、イカの顔を見ることができません。

また、潮が速く、あちこちでオマツリも多発。

ただ、今回は中乗りさんが乗船されており、船長と二人でオマツリを解いて回っていただき、助かりました。

イカ墨で染まったタオルをお持ちの手慣れた雰囲気の方々の竿も、今日は沈黙したまま、時間だけが過ぎていきます。

誘わない誘いに活路

ここで、渋い日の誘い方として、とあるプロが紹介していた誘いを試すことに。

これは、仕掛けを10秒ピタッと止め、アタリが出なければ10mほど巻き上げて再度落とし、落とす深さを底から1mずつ上にしていくというもの。

ゼロテンで10秒停止→巻き上げ→底から1m上まで落とし10秒停止→巻き上げ→さらに2m上で10秒停止した時、竿先がわずかにお辞儀をするような動きが…

アタリかどうかわからなくとも、「疑わしきは合わせる」のが釣果を伸ばすコツのようなので、合わせます。

すると、先ほどよりも微かに重くなったような感触がありました。

巻き上げていくと、かなり重い…なんと隣の仕掛けとお祭り…でしたが、小さなムギイカがついていました。

ムギイカ
開始1時間半でようやく1杯。今日はかなり厳しそうです…

ムギイカのアタリに合わせたときにお祭りし、隣の仕掛けの重量感を感じたのかもしれません。

小さいながらも、とりあえずボウズ回避に安堵。

お祭りを解き、再度投入し、同じように誘ってみます。

すると、またしても同じようなアタリが。合わせを入れ、巻き上げると…

マルイカ
このサイズだと、乗ったのかどうかイマイチはっきりしません。

小さいながらも今度は本命のマルイカ。立て続けのヒットで本命をゲットし、気が楽になりました。

しかしキャッチはこの2杯のみで、見える範囲では誰も釣れていません。

後半戦、海は良くなったものの…

その後も群れを探しては投入しますが、顔を見ることはなく、時刻は11時に。

ここで、ようやくトモのお二方が良型のスルメを1杯ずつゲット。

叩いて誘っての釣果だったようなので、筆者も先程までの誘わない誘いから、ゼロテン→叩く→止める→空合わせの誘いに戻すと、止めた際に竿先が震えるようなアタリが…

合わせを入れると、重いような重くないような…上げてみると、2つのスッテにゲソと墨がついています。

合わせが強すぎたのか、巻き上げが速すぎたのか、バレてしまったよう。これは悔しい…

この時間になると、うねりも風もない凪の海となり、潮も緩んだ穏やかな海に。アタリがかなり取りやすくなりました。

しかしここからまたしても群れが見つからず、30分ほど行ったり来たり。12時前にようやく次の投入の合図。

この投入で隣の友人Mが小さいながらヤリイカをキャッチ。

さらに、ミヨシ側の隣の方も同じくヤリイカを上げました。

そして、筆者の竿にもアタリが。しかし、またしてもゲソのみ…

その後、12時30分ごろから茅ヶ崎に向けて走り、途中佐島沖で何度か投入。

しかし結局顔は見られず、沖あがりとなりました。

この日の釣果

ムギイカ 1杯

マルイカ 1杯

次回の【考察編】では、今回の釣行の反省や考察について書きたいと思います。

【考察編】ライトマルイカ釣行記(2021.3.20 茅ケ崎港 まごうの丸) | Mizuiro fishing

2021年3月20日、茅ケ崎港・まごうの丸より、ライトマルイカに乗船。次回に向けた反省点などをまとめました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。