悪天候で仕切り直し!イカに浮気

依然好調の東京湾のイシモチ

先週末はイシモチ船に乗船予定でしたが、あいにくの悪天候で出船中止に…

次回釣行は1週間延期となりました。

幸いなことに、2月末以来好調が続いている東京湾のイシモチは、依然として好調をキープ。

コンスタントにイシモチ船を出している金沢八景の船宿の釣果を見ると、竿頭とスソの差は大きいものの、どの船宿もまずまずの好調のよう。

これなら今週末も期待できそうです。

イカの誘惑…

ところが、最近よく目にするイカの好調に、友人Mの心が揺らいできたよう。

以前からイカ釣りに興味があった筆者と友人M。東京湾、相模湾ともに例年にないような好調、行くなら今か…?

この時期出船しているのは、電動リールに150号程度のオモリで狙うスルメ・ヤリイカ船か、ライトタックルのライトマルイカか。

好況に沸いているのは前者ですが、後者はライトタックルで小さなアタリを捉え、イカを乗せる釣り。

釣りとしては後者の方がおもしろうそう、それに電動タックルはレンタル料金もお高い…

ライトマルイカも、スルメ・ヤリイカほどではないにせよ、それなりに数が出ている日も多い。

天候が問題なければ、今週末はライトマルイカで行こう、ということになりました。

ライトマルイカとは

初めての釣りものなので、釣り方も何もわからない状態。いろいろと調べたことをまとめてみます。

ロッド

マルイカ専用のロッドもありますが、8:2~7:3のライトゲームロッドでも対応可能とのこと。

先月購入したシマノ・ライトゲームBB Type73 MH195は、パッケージにマルイカと書かれているように、一応対応可能。

専用ロッドには劣るものの、レンタルタックルよりは使えるはずです。

ライトゲームBBパッケージ
イシモチからマルイカまで、改めて対応範囲の広さを実感。

リール

電動リール又はハイギアの両軸リールで、PE0.6号~2.0号が200m以上巻けるものが良いよう。

電動リールは一定の速度で巻き上げられるためバラシにくい反面、手持ちで誘い続けると疲れやすい。一方、手巻きは巻き上げでバレやすく疲れる反面、軽さでは電動よりも有利。

ラインは、船宿の多くがPE2.0号以下を指定しているようですが、細ければ細いほど潮受けせず仕掛けの落下速度が速い上、小さなアタリも捉えやすく有利なようです。

ただ、細ければ細いほど高切れするリスクも。

今まで使ってきたシマノ・バルケッタBB301HGDHと、ダイワ・プリード150SH-DH-Lは、いずれもPE2.0号が150m巻いてあります。

ラインの太さと巻いている量に不安がありますが、両方を持参して高切れの際に交換すればラインの量の問題はクリア。太さも船宿の指定範囲内なので、このまま使ってみることにします。

バルケッタBB
イカメタルのリールとしてもよく使われるバルケッタBB。ライトマルイカにも最適?

オモリ

水深が50mより浅い場合は30~40号、50~70mは50号、80mより深い場合は60号が目安のようです。ただ、船宿によっては80号まで使うこともあるよう。

今の時期はほとんどが水深100m近い場所がポイントとなることが多いようなので、60号から80号が必要。

また、着底後すぐにアタリがあることが多く、できるだけ早く着底させた方が有利なため、六角型などの水の抵抗が大きくなるオモリは不向きで、水の抵抗の少ないスカリー型などが良いとのこと。

フジワラのスカリー型オモリ60号
今回はフジワラのスカリー型を購入。

仕掛け

ライトマルイカは、スッテと呼ばれる疑似餌を複数つけた仕掛けを使用。スッテを直線的に繋いだ直結、幹糸からエダスを出してスッテをつけるブランコ、ブランコのエダスをかなり短いものにした直ブラの3種類の仕掛けがあるようです。

直結はアタリがダイレクトに伝わる反面、少しでもテンションが緩むとバレるため、一般的に上級者向けとのこと。

ブランコはアタリがエダスに吸収されてわかりづらくなる半面、その分掛かってからもエダスの遊び故にバレにくい。

直ブラはブランコよりアタリが取りやすく、直結よりもバレにくい中間的な存在。初心者はこれが使いやすいという方が多いようです。

筆者は間違いなく初心者なので、直ブラを選択。

いずれのタイプも、ダイワなどから仕掛けの完成品とスッテがセットになったものが販売されており、非常に便利。

快適マルイカ仕掛け直ブラ
今回はダイワの「快適マルイカ仕掛け」の直ブラを購入。

このほか、今回は材料も買い込んだので、予備のものは自作してみようと思います。

スッテ

ライトマルイカは、イカが乗りやすいスッテを見つけることが釣果を伸ばすカギなようです。

その時々によってイカが好むスッテは変化するようですが、選択も人によって様々。ただ、経験者の方の情報を総合すると、

  • 同じような色のものは2つ以上使わない
  • 隣り合ったものは反対色にする
  • クリアタイプのものをメインにする
  • ケイムラとピンクは定番で、交互に配置
  • アタリの出やすいスッテは上に
  • コマメに交換してアタリのスッテを探す

といったポイントがベースになるようです。

今回は「快適マルイカ仕掛け」のセットのもののほかに、いくつかをセレクトし購入。

スルメなどがいるところではプラヅノをつけた方が良い場合もあるとのことで、ヤマシタのピッカピカ針11cmの中から定番カラーのブルーとピンクを選択。

快適マルイカ仕掛け直ブラとスッテ
カラーは散らしたつもりでしたが、似たような色が多くなってしまいました。ただ、少しづつ違ったタイプになっています。

気の迷いが吉と出るか、凶と出るか

最近の状況から、イシモチ船でボウズを食らう可能性はかなり低く、ツ抜けもさほど困難ではなさそうです。

反面、ライトマルイカはまずまず好調とは言え、0杯という釣果もチラホラ。サイズ的にも、数杯の釣果ではちょっと寂しいような気も。

2月の前回釣行は、二人して惨敗。今回は、結果を出したいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。