【使用感】船釣りでワークマンの「防水サファリシューズ」を使ってみた
目次
ワークマンの「防水サファリシューズ」
安価で高品質でお馴染みのワークマン、釣りにも使う方も増えて来たのか、釣りに行くと使っている方もチラホラ見かけるようになってきました。
ダイワやシマノから出ているウェアやシューズは値も張り、なかなか手が出ないので、筆者もワークマン製品を愛用しています。
最近、ワークマンの「防水サファリシューズ」を購入し、過去2回の釣行で使用したので、今回はその感想を書いてみたいと思います。
購入までの経緯
船釣りの際のシューズとして、以前はホームセンターで購入した長靴を使用していました。
こちらの長靴は、膝までの長さがあるので中が浸水してくることもなく、濡れた船上でも滑りません。
価格は2500円ほどでしたが、使い勝手は良好。
船釣りの際は真夏を除き、こちらの長靴を使っていました。
ただ問題は、「かさばる」ということ。
行きはクーラーの中に詰め込んでいくことでさほど気になりませんが、帰りはそうも行かず、帰宅時にやや面倒でした。
また、真夏ほどではないにせよ、これからの暖かくなる季節には不向きです。
そこで、ワークマンで見つけた「防水サファリシューズ」を購入してみました。
ブラック、オリーブの2種類があり、サイズはS、M、L、LL、3Lの5段階で、男女兼用となっています。筆者はオリーブのSサイズを購入。
価格は税込み1500円と靴としてはかなり安い部類ですね。
見た目は普通のスニーカーという感じで、釣り以外にも雨の日の普段使いもできそうです。
高さが足首を覆う程度なので、長靴と比べるとかなりコンパクト。
筆者のニーズにぴったりでした。
使用感
防水性:〇
スニーカーのような見た目ですが、防水性のあるPVCという素材でできており、ワークマンによると、地面から7cmまでは水が浸入しないとのこと。
確かに、足元を海水が流れていても、浸水することはありませんでした。
ただ、高さが足首あたりまでしかないので、やはり上から水がかかると浸水します。
このあたりは、防水パンツを履くことでカバーできました。
履き心地:〇
PVC素材ですが意外と柔らかく、1日船でも特に疲れを感じることはありませんでした。
また、蒸れやすいという口コミもありましたが、今の季節であれば全く気になりません。
長時間歩くとなるとまた話が変わってくるかと思いますが、乗船前後以外にほとんど歩くことのない船釣りでは問題にならない履き心地です。
滑りにくさ:△
この靴を船釣りに使う上で一番問題となるのは、恐らく「滑りやすい」という点。
コンクリート、土の上や濡れていない船の床であれば、全く滑りませんでした。
しかし、問題は船の上が濡れているとき。
滑り止め加工が施されている場所であれば、濡れても滑ることはありませんでした。
ただ、船べりやイスの上など、滑り止め加工がなされていない場所ではかなり滑ります。
そのため、船の乗り降りやトイレへの移動などの際はかなり気を遣う必要がありました。
また、先日乗船した新健丸のイシモチ船に使用されていた船は、通路となる足元も滑り止め加工がされておらず、釣りをしている最中も何度か足を滑らせました…
船のタイプによっては、使用を控えた方が良さそうです。
2021.6.14下線部を加筆・修正
先日、比較的新しい船に乗船した際にもこちらの靴を再度使用しましたが、滑らないような加工がされているためか、釣りをしているときにはほとんど滑らず、乗り降りや移動に気を付ければ問題なく使用できました。
やはり甲板の加工によって滑りやすさがかなり異なるようです。
乗船した経験のある船宿など、船の状況が分かっている場合にはこれからも使用していこうと思います。
結論:比較的新しい船なら問題なし?
ワークマンの防水サファリシューズは、1500円の防水シューズとしては非常によくできています。
ただ、船によっては滑り易いのは、船釣りには大きなマイナスポイントですね。
乗船する船の状況がある程度わかっている場合は問題ありませんが、初めての船宿では新しい船かどうか、あらかじめ確認しておくと良いかもしれません。
アスファルトやコンクリートでは滑ることはなさそうなので、防波堤などの足場の良い場所や、砂浜などでの雨天の釣りには良いかもしれません。
もしくは船の上を歩くことのない手漕ぎボートの釣りにも使えそうです。
ばっちり防寒が必要な真冬や、マリンシューズなどの方が快適な真夏以外の、春や秋に使いやすい靴、もう少し探してみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。