【反省編】ウィリー五目釣行記(2021.6.5 腰越港 政美丸)
目次
前回釣行の反省点
前回のウィリー五目は、お土産こそ確保できたものの、消化不良とも言える釣行でした。
「こうしたら良かったかも」と反省が尽きないので、今後に向けて気づいたことを書き残したいと思います。
ビシカゴ
政美丸のウィリー五目は、「基本ビシ80号(時で60号も可)」という指定。
60号はサニービシFL60号の手持ちがあったので、これを持参し、80号は無料のレンタルを借りることにしました。
前回書いたように、レンタルのビシは上窓が閉まらない「サニーカゴFL」に80号のオモリをぶら下げたタイプ。
上窓が全開だと当然コマセが出やすくなり、すぐに空になってしまいます。
水深が浅ければコマメに回収して詰めなおせばいいものの、今回は水深が60~90mと、手巻きでは回収にかなり骨が折れる深さ…
アタリが出たのはいずれも着底しコマセを撒き終えた直後だったので、そのタイミングで食ってこなければチャンスがないような状態でした。
こんなときは、ガムテープで穴を塞いで調節すれば良いことは知っていましたが、今回は用意しておらず、どうしようもありませんでした。
上窓を閉めて少しずつ撒くことができれば、チャンスが長く続いたようで、よく釣れているように見える方は、みなさん持参した上窓が調節可能なタイプのビシをお使いでした。
80号のビシはけっこう値が張る割に、あまり使用機会もなさそうなので、オモリを付け替えることで様々な重さに対応可能で、且つ上窓も調節でき、サニービシとは違ってサビキにも使える「サニーカゴFLマークⅡ」の購入を考えています。
エサ
上窓が全開でも、ほとんどしゃくらないようにしてコマセが自然に流れ出るようにすることで、コマセの持ち時間を長くすることもできたかもしれません。
ところが、もう1つの問題が付けエサ。
今回は船宿で購入した冷凍のオキアミのみでしたが、アジ釣りで使うアオイソメや赤タンに比べると、かなりエサ持ちが悪く、エサがないまま待ちぼうになってしまうリスクがかなりありました。
今回のように投入と回収に時間がかかる深いタナでの釣りでは、エサ持ちの良いエサをつけ、コマセを少しずつ撒いて魚を寄せることができれば、結果は違ったのではないでしょうか。
仕掛け
アジとウルメ狙いの時間帯は、2号と3号のウィリー仕掛けを使用していました。
船長から、「ウィリーを動かせば食ってくるかも」とのアナウンスがあり、実際それで食ってきたので、底付近でコマセを撒いてアジを狙い、当たらなければ回収中にしゃくってウルメを狙う作戦をとっていました。
ただ、同じようにしゃくるなら、ジグサビキの要領でサビキをしゃくった方がもっと広いタナを探れたのに…と帰宅してから気が付きました。
また、表層付近で食ってきたウルメのお腹を開いてみると、コマセが大量に詰まっており、察するに投入直後にコマセカゴから溢れ出たコマセを食べて回っていたのかと思います。
ということは、サビキ仕掛けに付け替えて5m付近でコマセを撒いていれば…船上で気が付かなかったのが悔しいですね。
うまくいったとは限りませんが、一度くらい試してみればよかったなと反省です…
これからの時期に期待?
昨年は割と満足のいく釣果をあげられることが多かったので、今年に入ってからなぜ釣れないのかと考えてみると、冬から春にかけてのこの時期に定期的に船に乗るのは今年が初めて。
昨年はコロナ禍の影響もあり、夏から秋にかけて集中的に船に乗ったので、割と釣れやすい時期だったのが、好釣果の最大の理由だったのかもしれません。
これから夏本番ということで、水温も上がり、魚の活性も上がってくれることを祈りたいですね。
次回釣行はまた1か月後、何を釣るのか楽しみながら悩みたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。