【釣行記】ウィリー五目釣行記(2021.10.8 腰越港 政美丸)
目次
先月に引き続きライト五目へ
今回は、先月予約していたものの船の故障で乗船できなかった腰越港・政美丸のウィリー五目に再チャレンジしてきました。
当日の予報
日の出:5時42分 日没:17時17分
満潮:6時5分、17時37分
干潮:11時44分
潮回り:中潮
天候:晴れ 風:南4m
波:1m→0.7m(江の島沖)
今年3度目の政美丸
政美丸は、今年3度目の乗船。
前回、前々回ともに釣果は振るわなかったものの、船長や上乗りさんが親切で、狙えるターゲットが多いので、リピーターになってしまいました。
休日はいつも混雑する腰越港ですが、平日のこの日はガラガラ。
指定された5時30分の10分ほど前に到着し、受付を済ませ、車を停めてから船に向かいます。
釣り座は早い者勝ちの政美丸、船に乗り込み、余裕のある左舷胴の間に友人Mとともに陣取ります。
平日だけあって、片側4名と釣り座にはかなり余裕があります。

当日の釣り模様
朝一のイナダは不発
定刻の6時に船は岸壁を離れ、江の島を背に30分ほど南下。
森戸海岸沖のポイントに到着すると、周囲にはイナダ狙いらしき船が数隻見えます。
水深は30mほどで、22~18mあたりに反応アリとのアナウンス。
まずは5号4.5m2本針のイナダ仕掛けに、自作したイカタンをつけてスタート。
コマセを振って待つよりもしゃくった方がアタるとのことだった、ウィリーの要領でしゃくってアタリを待ちます。
しばらくすると周囲でアタリが出始めるものの、食いが浅いのかバラシが連発。
「朝一でバラしちゃうとその日は釣れないよ~しっかりしゃっくて合わせて!」と船長。
しばらくしゃくっていると、隣の友人Mが一本目をゲット。
このころから、周囲でソウダガツオが上がりはじめます。
すると、筆者の竿にもヒット…が独特のバイブレーションが竿越しに伝わってきます。

今日もソウダガツオの群れが元気なようで、その後はヒットが連発。
人数に余裕があるためオマツリしにくいとは言え、それでも4.5mの仕掛けだと時々隣の方に絡んでしまいます。
ということで、4号2.8mのウィリー仕掛けに変更。
周囲ではソウダに交じってイナダもポツポツと上がっていますが、筆者は釣れども釣れどもソウダで、イナダが回って来ません…
ソウダを釣り続けて1時間ほど経過したころ、一際大きなアタリ。
ようやくイナダか、と思いきや、上がってきたのはスレがかりしたイサキでした。
その後、ソウダガツオの合間にイサキを1尾追加。
イサキは細いハリスにしかアタらない印象でしたが、この日は太いハリスでも食ってくるようです。
そうこうしているうちに、釣り開始から2時間半が経過。
イナダがノーヒットなのは筆者だけに…
ここで、ようやく強いアタリ、グイグイと潜る引き、イナダがヒット。

しゃくりの間隔をあれこれ試して、1秒のポーズでしゃくってのヒットでした。
その後、イサキを1尾追加し、9時半ごろに小移動となりました。
イサキ、アジが入れ食いに
移動後、ウィリーを再投入。
すると、1投目からイサキがヒット。
さらに、アジも混じりつつ、ダブルも含めて連続ヒットが続きました。
4号のハリスでも簡単にヒットするほど、活性が高いようです。
ここでもソウダガツオは元気があり、コマセカゴから溢れたコマセを求めて水面直下を泳ぎ回っているのが見えます。
幸いなことに、この日は8割がヒラソウダで、丸々と太った美味しそうな個体もチラホラ。
イサキは20cm弱、アジは小さめの中アジがメインのサイズ。
イサキ、アジともにあっという間につ抜けを達成したので、お土産は十分。

ここからは落とし込みサビキに切り換え、アジを掛けて青物や根魚を狙ってみることに。
ところが、この日はイサキがあまりにも活性が高く、ハリス6号の落とし込みサビキでも入れ食い状態。
しばらく待ってアタリがない時は回収してみると、だいたいイサキが付いていました。
また、アジがかかっても泳がせにはやや大きいのか、時々魚が暴れる前アタリらしき反応が出ますが、なかなか食い込みません。
青物の活性が低かったこともあってか、結局この日の落とし込みサビキは不発。
ウィリー仕掛けに戻し、沖上がりの時間までのんびりしゃくり続け、イサキ、アジ、ソウダガツオ釣り続けます。
沖上がり間近には、珍しいゲストも。

手のひらサイズの小型で「肝パン」ではありませんでしたが、船長曰く「味噌汁にするとおいしいよ~」とのことでキープ。
このカワハギを最後に13時の沖上がり時刻を迎え、帰港しました。
今年一番の大漁も、釈然とせず…
今年は餌釣りで良い日に当たらず、苦戦してきたなかで、この日は今年一番の大漁でした。
イサキやアジは、落とし込みをやらずに本気で狙えば2倍以上は釣れたような印象です。
ただ、前半のメインターゲットだったイナダはわずか1尾。
イナダ狙いの時間帯から、筆者だけはどういうわけかイサキのヒットが連発。
後半にイサキやアジがメインのポイントに移ってからも、左舷ではなぜか筆者にだけイサキが連発してきました。
イナダは釣りすぎると食べるのに困ってしまうので、1尾でちょうど良かったものの、何だか釈然としない結果でした。
ただ、後半のイサキやアジはタナを合わせると面白いようにヒットが続き、トータルで見ると魚種も豊富で、久々の大漁を楽しめました。
毎回これほどうまくいけば良いんですが…それはそれで面白みにかけるのかもしれませんね。
この日の釣果
イナダ 1尾
イサキ 14尾
アジ 16尾
ヒラソウダ 13尾
マルソウダ 4尾
カワハギ 1尾

タックル
ロッド:シマノ ライトゲームBB TYPE73MH195
リール:シマノ バルケッタBB 301HGDH
道糸:シマノ タナトル4 2.0号150m
最後までお読みいただき、ありがとうございました。